タイトルの通りです。シリーズへのリンクはこちらです:
- (1) 予告編: 実際に移動した旅程はこちらに書いてあります
- (2) 本編: 7/23〜25
- (3) 本編: 7/26〜27
- (4) 本編: 7/28〜30
- (5) 本編: 7/31〜8/1
7/28
台風9号が宮城県に上陸し日本海に抜けようとしているタイミングでした。奥羽本線は動いたので、秋田まで奥羽本線、男鹿線、弘前まで奥羽本線、が新規区間になります。
そういえばゆめりあって名前のギャルゲーありましたね。
デスティネーションキャンペーンのキャラクターきてけろ君もマスクをしています。
冨樫仕事した!
新庄駅といえば急行食堂というところが定番のメシ屋らしいですが今回は時間が合わなかったので行けませんでした…。
神宮寺駅構内の1067mmと1435mmの三線軌条になっている区間です。
秋田駅。9年ぶりですね!*19年前にリゾートしらかみ号に乗ったときも橅編成でしたが当時はキハ40の改造車だった頃で、今はHB-E300系の車両になっています。ところでコロナの影響でウェスパ椿山がなくなってしまいましたね…*2。今回は男鹿線に乗ることが目的なのでスルー。しかし写真を撮っていたところ駅員さんに声かけられて乗車記念パネルで記念撮影はさせてくれました(?)。
昼飯です。
男鹿駅です。折返しに時間があったので、道の駅まで行って追い昼飯をキメて、道の駅の売店でメロンを買って実家に送りました。
そういえば2018年の甲子園で応援の吹奏楽がガチと話題になった金足農業高校は(秋田の)追分駅が最寄りですね。
人名かな?
9年ぶりですね(再)!途中の大鰐温泉とかも降りてみたくありますね。
で青森まで。
いちおうここから蟹田→三厩と「行く」ことはできますが「帰って」来ることができません。宿は民宿的なのが蟹田周辺に2箇所、今別周辺に1箇所、三厩からちょっと先に行ったところに1箇所あるにはあるんですがネットで予約ができなかったので選外になりました。
まあ港町なので魚が美味いだろうということで寿司屋に入るんですが当然めちゃくちゃに美味いし、青森県は日本酒王国でもあるので当然そちらも美味いわけです。圧倒的に予算オーバーしたけど知らない。
7/29
青森県の残りを攻略します。津軽線がとにかく朝早いのでこの日だけ北海道のとき並の無理をする感じですね。
蟹田までは電気が通っています。それはそうで、北海道新幹線開通前までは青春18きっぷや北海道東日本パスの特例区間は蟹田〜木古内間、この間は海峡線の特急しか走っていないので特急に乗ることができる、というようになっています。そして海峡線は電気が通っているのでここまではまあ電気が通っててほしいわけです。蟹田〜三厩は電化されていないわけですが…。
津軽二股駅。雑学四文字で見た。雑学四文字で見てずっと気になってたのが10年くらい越しに訪問が叶った。当時は「津軽二股と津軽今別は乗り換え駅ではない」というようになっていましたが、今は接続こそ取らないもののいちおう乗り継ぎ駅扱いらしく、青春18きっぷや北海道東日本パスのオプション券利用区間は奥津軽いまべつ〜木古内間になっています。
三厩駅。つい最近(2019年6月)までは有人駅だったらしい。どおりで窓口がまだ新しいわけだ。
帰りの乗り継ぎ待ちで蟹田でも下車。トイレで手こずって危うく詰むところだった…。
青森のフラペチーノを飲み、新鮮市場が11時に開いたのでその後マグロ中落ち丼で昼食。これで1000円とか強すぎませんか…???前日は夕方に着いて心配になるくらいやってる店は少なかったものの昼ならやってる店は多い。しかしやっぱりコロナの影響であんまりお客さんがいない…。
青森駅は新幹線によって一大ターミナル駅から単なる終点駅に成り下がってしまい、かつて長大編成の特急列車が止まったホームも今や短い普通列車が大多数を占め、利用客が減った今は駅そば屋も撤退してしまいました…。
野辺地駅。なんと青い森鉄道はありがたいことに青森〜野辺地、野辺地〜八戸、青森〜八戸の通過利用については18きっぷだけで利用させてくれます。
大湊線。晴れたこともあって風景がとても良い…!北海道の最果ての路線とはまた違った最果て感のある路線です。
提督が鎮守府に着任しました。なお東京に住んでいながらまだ横須賀には上陸できていません。どういうことなの…
八戸駅。メシ屋というか飲み屋が開くのを待ってから夕食。例によって港町なので寿司が美味いし2日続けて予算オーバーしてしまった…。
漁港の朝市もあるにはあるんですが曜日が合わないのと乗り継ぎが成立しなくなるので夜間通過ですが久慈まで抜けちゃうことにします。
八戸線は鮫までは本数がかなりあるものの鮫〜久慈間は1日片道8本まで激減します。八戸で2時間半近く待っていますが、実は青い森鉄道の列車が八戸に到着する数分前に久慈行きがあるんですね。接続取ってくれればいいのに…。
久慈といえばご存知連続テレビ小説「あまちゃん」の前半の舞台、北三陸のモデルとなっている街です。駅前デパートの2階から上が無人となって朽ちてしまっているのが物悲しい…。
7/30
最終目的地は釜石なので一直線に行けばすぐですが、JRの路線の乗りつぶしが目的なので遠回りをしていきます。
宮古までは海沿いを通っていきますが、低いところは工事が進んでコンクリートの壁になっています。
0は自然数。
9:29の列車を逃したら詰みです。
区界峠の山越えをする山田線は古くからの鉄道の難所で、道中の平津戸〜川内駅の間には1944年の山田線列車転落事故の慰霊碑があります*3。「国は巨額のお金を払って猿でも乗せる気か」と国会で質問が飛んだという説もあるほどの山の中をひたすら登っていく区間を昔は蒸気機関車が通っていたんですね…。
盛岡冷麺に最近ハマっているので現地で食べられてよかったです。
岩手のフラペチーノ。抹茶にごまとか普通にレギュラーメニューでいいのでは???
東北本線で一ノ関まで戻ったところ大雨で運休を喰らいました。2時間後のやつは動いたので事なきを得ましたが、これも止まってたら気仙沼か大船渡あたりで詰んでいた可能性が高いです。
Cryptic Command Mountain!
大船渡線の鉄道区間は最短経路を取ればまっすぐでいけるハズなのに大きく蛇行した経路を取っていますが、これはこの線が引かれた当時の我田引鉄の影響でこうなったそうです…。そして大雨の跡が確かに川の増水に現れている。
よりにもよって連続テレビ小説「おかえりモネ」の舞台である気仙沼で、大雨によって列車が運休するという、ストーリーに関係するような引きをするとは…。
ツタージャハブられてかわいそう。
奇跡の一本松。陸前高田市は東日本大震災の津波の被害を最も顕著に受けた地域の一つですが、10年経った今でもその風景は壮絶なものでした。高い土地に公共施設や住まいが移って街自体が新しくなっている点は女川町と同じですが、低地は今では瓦礫こそ撤去されたものの人が住んでいる様子はほとんどなく、田んぼや空き地になっています。未だ撤去が進んでいない廃アパートでは2階の手すりが曲がっていたことからも津波の壮絶さが伺えます。
盛。どちらかというと市街の中心はその手前の大船渡駅のほうにあるようですね。ここで宿泊してメシもこのへんで食べたほうがよかったかもしれない。
釜石まで行ってゴールです。