当然のようにネタバレを含むのでネタバレを気にする方は注意してください。
トレーナー情報
プレイ開始したのが2月入ってから、かつ最後まで完走しきれるかわからないタイミングだったのでサブ機のSwitch Liteで始めるか〜〜〜〜と思ったところそのまま完走してしまったのでいつものG4きゅーぶ(女の子)の日本語ではなく、sylph01(男の子)、言語は英語です。ポケモンシリーズの本編を最初に日本語以外の言語でやるのは初めてです*1。starterは当然 #TeamCyndaquil (ヒノアラシ)です。
日本語で2周目やるかどうかはちょっと迷ってます。2周目は録画環境下でやりたいのですが、せっかくだしドイツ語で2周目やりたい気がしてるんですよね…。
事前に得ていた情報
- 発売前はBLAINESとかaDriveとかの英語圏のポケモンYouTuberの動画を見ていたのでリークもある程度知っていた
- 発売日翌日にもこう先生のplaythroughを見て「殿堂入り」相当までは何が起こるか知っていた
- postgameのボスの存在も別口で知っていた
という感じで完全初見ではありません。
ゲームバランスについて
pre-credits*2はそんなにアクションゲーム得意じゃなくてもなんとかなる難易度、post-creditsから本気を出してくる、というバランスです。この傾向はとてもよいと思います。BDSPではpre-creditsでもジムリーダー終わってから四天王までに急激なレベルジャンプが発生するしその後の四天王2周目以降もレベルジャンプが急激すぎて、もともとバランスがよくないダイパをさらに悪化させてどうするのという感じがしていたので、ちゃんと一から作ったゲームではバランスを気にしているようでよかったです。
post-creditsの山場の一つであるウォロは事前に情報を知ってても極めて難しいのでメンバー選出から対策を練ってプレイしていました。メンバーはパルキア(my-little-pony-form)・ガブリアス・クレセリア・ヒードランとあと2枠で主に最初の4体でゴリ押す。ディアルガを入れていないのは主に耐性とオリジンフォルムの素早さの問題。またガブリアスは教え技のアイアンヘッドを取っておくと後ろから出てくるトゲキッスに対して有利を取れます。ギラティナの命中乱数に負けることがなかったのでとりあえず1回目で撃破できました。
どちらかというともっとしんどかったのは化身4体(3体じゃないのはタイポではありません)。そもそもボールを投げて戦闘に入る方法が最初はわからなかったです。けむりだまを投げれば接近は可能、動きを止めるアイテムを投げると最初の2回は逃げられるが3回目で動きが止まるのでそこで戦闘に入れるようになります。ここがノーヒントだったのが極めて厳しい。戦闘に入ってしまえば他のポケモンシリーズに比べると圧倒的にやさしい捕獲率なので赤ゲージまで削ればハイパーボールなら数回投げればあっさり入ってくれます。
アルセウスはタイトルラスボスにふさわしい難易度設定でした。倒せるようになるまで1時間くらいかかりました。以下メモ。
- 正面から投げてると初手突進してくるので斜めから投げる。最初に投げ込めるのは1回まで、2回投げると青フェーズの波で被弾する
- 青フェーズ: レーザーは6回、波打ち→隕石は回数が一定でない
- レーザーのあとは投げれて最大2回
- 波打ち→隕石は避けたあとそれぞれ1回投げ込むチャンスがある。フェーズの切れ目がわからないので切れ目であまり投げすぎると次のフェーズの最初が避けられない
- どちらも着地刈りされると2回3回平気でchain damageして死ぬ
- 赤くなったあとは削りやすい
- 消えたあと割れ目から突進してくるやつの避け方がわからない。9回くらいのうち1回くらいしか成功してない。audio cueだとは思う
- 液状になるフェーズは見れることと見れないことがある
- 紫フェーズは波+球体4個くらい(ウィンディと同じように削りきらないと不可避攻撃に移行する)
- 青フェーズのあとに出ることもあるが、最初の青フェーズで1/4削れると紫フェーズなしで赤フェーズに移行する
- 1/2削ると再び青フェーズ、そこから紫フェーズ入るときと入らないときがある
かかった時間
- スタッフロールまででIGT 17時間程度
- アルセウスまででIGT 43時間程度
でした。
Any% speedrunは4時間台前半がrecord timeらしいのでどうやらAny%は標準的なポケモンシリーズとそんなに大差ない時間で終わるそうですね。
英語やってて気づいたローカライズ事情
めちゃくちゃ凝ってます。
- 野盗三姉妹がショウチクバイのままでは通じないのでCharm, Clover, CoinのMiss Fortunesになっており、名乗りもそれに合わせて変わっている
- 後世のキャラクターが明確なギンナン/デンジとハマレンゲ*3/ウルップはGinter/Volkner、Gaeric/Wulfricと名前の上でも関連性が出ている
- シンオウ神殿でデンボクの「ジョウトちほうの英語」が聞ける
Ya dunce! Ya won't be any use to anybody if ya die up here on this mountain!
Whatta ya waitin' for?! I'm tellin' ya, we gotta get done!
日本語でやってるプレイ動画を後から見て気づいたのは、アルセウスのセリフは全部ひらがなであるところがすごく凝ってると思いました*4。英語では古英語に由来する代名詞(thou/thy/thee/thine)などを使ってしゃべります。
新ポケモン
早くランクマッチで使わせて。
毒タイプで統一パを組んでいたのでオオニューラとハリーマンの追加がとても嬉しい追加です。あと600族の中でもヌメルゴンが好きなほうに入るのでヒスイヌメルゴンが追加されるという事前情報出たときは「釣りか!?」と思ったくらいでした。
まとめ
BDSPなんてなかった。アルセウスこそが真のダイパリメイクだった。
一気に走りきったくらいには大満足でした。BDSPはアルセウスのかませ犬として作られた感があってかわいそう、というくらいに完成度の差が歴然でした。バトルのフォーマットがこのままでよいかというのは置いておくとしても第9世代が出るならLEGENDSフォーマットの作品をやってみたいし、今作でやったみたいにちゃんと過去作のストーリーやキャラクター構築を踏まえたナラティブのある作品をもっと見てみたいです。BDSPでストーリー展開が一番イマイチなダイヤモンド・パール*5をそのままリマスターしてしまったのでストーリーやる気ないのかと思ったらそんなことはなかったようで本当によかった。
…ところで第5世代要素がちらほら見られるんですが、これはBest Genである5th Gen*6のリメイクあるいはLEGENDSフォーマット*7の何かが出てくる、という理解でよろしいか???