『ポケットモンスター ブリリアントダイアモンド』感想

前回のポケモン記事はソード・シールドの記事です。

シャイニングパールも買ってありますがまだ手をつけてません。

(12/13更新: よくなかった点について)

トレーナー情報

日本語ROMはいつものG4きゅーぶ@女の子、starterは当然 #TeamPiplup (ポッチャマ)です。

f:id:sylph01:20211209231258j:plain

f:id:sylph01:20210823123138j:plain

このゲームはめちゃくちゃ難しい

f:id:sylph01:20211209231306j:plain

初回チュートリアルクリアがIGT 13時間*1は歴代のポケモンシリーズにしてはだいぶ速い*2のですが、これは四天王1周目が奇跡的にうまく行ったためであって、体感は歴代の四天王で一番きつく感じました。それもそうで、内部データによると個体値がほぼ理想個体かつ努力値振りをしているためです。キクノのゴローニャが最速調整しててエンペルトが上取られたときにはだいぶ面食らいました。「こいつこだわりスカーフ巻いてるのか!?」って言ってましたね…。いちおう内部データ的には後半のジムリーダーもいい個体値の個体使って努力値振ってはいるみたいなんですがこのへんはレベル差そんなないからなんとかなります。四天王からレベル差がつきすぎるので個体値努力値なしでも難しいハズが、ガチ目な調整してるのでもうどうしようもないです。

ちなみにこのメンバーでどうやって勝ったかというと、シロナの5体目がミロカロスになったところでディアルガで耐えながら残りのメンバーにげんきのかけらとまんたんのくすりをばら撒いて、ガブリアスが出たらいかく入れてAを下げつつじしん読みムクホーク交換さらにいかく入れる、みたいなのを繰り返して、最後にユキノオーのれいとうパンチ*3でギリギリ削って終了。なんで1回も全滅せずにクリアできたのか謎すぎる…。もっともX-items*4が第7世代から2段階上昇になってるのを忘れてて使うのをすっかり忘れてたので最初のポケモンで起点作って全抜きするというのを検討してればよかったですね。

地下大洞窟が楽しい

オリジナルのDPやったときは発売からだいぶ期間が空いてしまっていたのと周囲にすれ違いするプレイヤーがあまりいなかったのでちゃんとやれてなかった(当然ミカルゲも通信でもらった)のですが今作はインターネットで遊べるのでちゃんと人と大洞窟遊べます。というかクリア後はこればっかりやってる。

BDのAny% Glitchlessのspeedrun routeは地下大洞窟へのアクセスを得たらテクニシャン持ちストライクを取ってメインにするという戦術みたいですが、だいたい同じことを1周目でやってました。タイプ一致威力60+テクニシャン補正で90のつばさでうつを初期から使えるストライク、完全に命を刈り取る形をしている。

バグについて

開始した時点で1.1.2だったのでゲームをぶっ壊すレベルのバグは体験していませんが、1.1.2でも金策に利用できるメニューバグが存在してるのでクリア後に使って努力値振りアイテムを手に入れたりしています。というかクリア後にいくら伝説捕まえても強化四天王いきなり倒すの絶対に無理なのでこうでもしないとまともな金策できないのつらい。

プレイ経過を録画した

Kaigi on RailsとやんちゃクラブリスナーAdvent CalendarでOBSを使ってみて、ちょうどHDMI分配器とキャプチャデバイス*5を持っていたのでしゃべりながらプレイしてる過程を録画しました。だいたい1時間あたり9GB前後、クリアまでとクリア後2時間半ほど主に地下大洞窟やってた過程を録画して、50GBのブルーレイ4枚に焼いています。やってて思ったのは、配信者ってすげえってことですね…よくトーク続くなあ…。私は反射でもこう先生語録が出てしまうのでたぶん公開の配信するには向かないだろうなあ、と思いながら撮ってました。いちおう作品は第4世代なのでもこう先生が厨ポケ狩り講座やってたのと時期がかぶっててどうしても関係あるポケモン出てくると語録出てきちゃうんですよね…。あとセリフを読み上げる場合はテキストの速度をはやいにしてると読まずに連打で流しがちになって反応できなかったりする。

とりあえず動画撮影と配信の環境ができたので今後なんかで配信をするかもしれません。たぶん私がやって価値があるとすれば2周目のドイツ語playthroughですかね?

追記: よくなかった点

よくなかったというかもうちょっとなんとかしてほしかったというかな点ですが、主な不満は「追加要素(プラチナ要素含む)がないこと」と「クリア寸前〜クリア後のゲームバランスが極端に悪いこと」の2点になります。

ダイアモンド・パールのストーリーがとっちらかっている/ペーシングがよくない、というのは以下の動画でも言われている通りですね。

www.youtube.com

私は過去作リメイクについて特にORASで追加されたエピソードデルタがものすごくよくできていると思っていて、これは第6世代で追加されたメガシンカについてルビー・サファイアの世界観を使ってさらに掘り下げ世界観に新しい視点を追加するものだからです。ヒガナのキャラクターが気に入らないのでエピソードデルタはクソひいてはORASはクソっていう論を見るんですがヒガナのキャラクターがクセが強く賛否両論出るのは意図通りのハズでそれを以てORASの取り組み自体を否定できるものではないと思っています。

この点ではプラチナはダイアモンド・パールのとっちらかっている世界観(特にギンガ団とアカギのストーリー上での役割)について補足をする要素があったと思っていますが、あえてこれをなかったことにしてダイアモンド・パールのよくないところまで忠実にリメイクしてしまったのはちょっとどうなんだ、と思っているところがあります。というかORASみたいな大規模な追加要素がないのにプラチナ要素もまったくないのはちょっと厳しい。FRLGやHGSSですらゲームシステム以外の追加要素はそれなりにあったのに…。

バトルフロンティアの実装がしんどくてバトルタワーに限定したのはわからないでもないんですが、教え技すらないってどういうことなの???Magicでいうところの昔のスタンダード環境を再現する意図で第4世代初期の環境に戻したのと思いますが、プラチナ追加後のバトレボ環境が人気が高かったのには教え技によって戦略の範囲が広がったことにあると思っているので非常にもったいない*6。そしてランクマッチも存在しないし(私はrankedはあまりやっていませんが)…。

でクリア寸前からクリア後のゲームバランスが悪いのは追記前にも書いた通り。オリジナルのDPの時点から野生ポケモン相手のgrindingを大前提としているゲームバランスでバッジ8つ目から四天王クリアまでペースがものすごく悪化しますし、クリア後に対戦用のポケモンを育てようにも周囲のトレーナーも野生ポケモンも雑魚ばかりで経験値はほとんど入らない、一方で再戦ジムリーダーも四天王もガチすぎてガチ育成が完了するまでほとんど勝負にならない、で対戦環境整備のペースが恐ろしく悪いです。正直こんなにペース悪いとPokémon HOME解禁するまで放置したくなるくらいです。

こうなったからにはストーリー追加要素は全部Pokémon Legends Arceusに入ってるものと期待したいですね…。

*1:実は1時間ほど海外YouTuberのgiveaway粘ってた関係で実質は12時間

*2:SwShが14時間、SMが19時間、ORASも14時間

*3:ふぶきのPPが切れてた

*4:プラスパワーとかのこと

*5:安いHDMIキャプチャなので一部遅延が出て録画上に線が出たりする

*6:今困っているのはメタグロスがれいとうパンチ/かみなりパンチ覚えられない点、あと一部飛行ポケモンのねっぷうも同様