今回は演奏会記録です。ほら福井県のJRは全部乗ってしまってますし…
ルート
普通なルートです。乗り換え1回で行けるので福井は近い(???)
演奏会について
日本海フェスティヴァルオーケストラ2020「協奏の冒険 -音のシュプール-Vol.1」
指揮: 木許裕介 日時: 1/19(日) 14:00開演
会場: みくに未来ホール
曲目:
山田耕筰 / 序曲
ボロディン / 「イーゴリ公」より「ダッタン人の踊り」
チャイコフスキー / ピアノ協奏曲第1番 (ソリスト: 黒木雪音)
一般的な情報はYahoo!ニュースに記事があるのでそちらをご参照ください。
ファゴットの参加者が1名なので全曲1st(ただしアンコールは2ndを吹いた)です。そういえば普通のファゴットの本番は…2019年2月ぶり…????そして木許さんとの本番も下手するとかなり久しぶりである*1。
山田耕筰 / 序曲
モーツァルト的な難しさ*2があるので事前準備が一番大変だった。
ボロディン / 「イーゴリ公」より「ダッタン人の踊り」
高校2年のときにやったのでまあいけるだろうと思い事前の対策はほとんどしなかった…が当時吹いたのは2ndだったし、5倍管くらいで吹いた*3のでテクニックよりも体力面の負担が予想外にしんどかった。
チャイコフスキー / ピアノ協奏曲第1番
長いことやりたかった曲だったのだけどついに実現した。なので曲は知っているつもりだったけど、実際やってみるとそんなことはなかった。楽曲理解上特に難しかったのは第1楽章の練習番号L前後。
曲を聞いていた感じだと旋律の4分音符単位の動きをやっている弦楽器とその他の管楽器が同時に入ると思っていなかったので「拍の頭」で入ればよいと思っていたが、3連符を数えていないと入れない…!あとここで気をつけなければならない点はオケはpで書かれているのに対してピアノはfffで書かれている点。ピアノが大きい音量で鳴っているからといってついていってしまってはいけない。こういうところまで予習できていたかというとかなり怪しかった。
2楽章の練習で何度か止まった部分は矢印で示した音符が6拍目であると知っていれば入れる。
企画について
通常アマチュアのオーケストラの本番は何ヶ月かにわたって合奏練習を行って本番に臨むのだが今回は企画の性質上前日当日のリハーサルのみ、当然ソリストとも前日の練習ではじめまして、という企画だ。それで成立したのは指揮者とソリストの腕あってこそ…と褒めちぎりたいところなのだけど、ぶっちゃけていえば最後まで綱渡りだった箇所が何箇所かあった。具体例を特に挙げるなら、ダッタン人の踊りの最後7小節くらいと、チャイコフスキーの2楽章50小節目くらいから。どちらも共通してシンコペーションあるいは裏拍入りとのかみ合わせがうまく行かないというものなのだけど、特にこういう練習回数の限られた企画においてこういう音符が合奏上難しいということに当日に気づくと修正するのはかなり大変である。今回は初見大会ではないので私を含め「パート譜は」初見ではなかったと思うがスコアまでそうだったかというとどうだろうか?特に次回の選曲が乱数先生によって*4ブラームスの交響曲第4番になったこともあるのでなおさらスコア読み力を試されることになるだろう。…そっかー、他のブラームスやったことないんだけどブラ4は3回目かwwwww
あ、当然のごとく酒とメシは美味かったです。