【演奏会記録】2017/7【出た方】

はいはいいつものいつもの。前回は3月4月です。今回のはいつもより短め。

2017/7/9: 門下の発表会

夏のひとときコンサート
2017年7月9日(日)14時開演
川崎市民プラザ練習室(溝の口駅よりバスor梶ヶ谷駅より徒歩15分)

今回は人数おとなしかった(おとなしいとは言っていない)。にしても前回が3月末で、今回これで、次回が11月上旬確定してて、ほんとに年3が安定してきてるんですけど正気かこの団体???(

選曲まで

実は特に考えず即答だった。というか前回記事見ると普通に候補に入ってたし。あとそろそろフランスものの実績を解除しようと。去年11月の回に書いてるんですが発表会に持っていってない曲で実績は解除してますがパブリックにはまだだったので。

曲について

www.youtube.com

例によって曲解説まともに書いてない上に背景をそんなに知らないという。ノエル・ギャロンさんはフランスの作曲家で、ファゴットのレパートリーとしては他にもフルートとのデュオを書いているようです。ファゴット奏者にはよく知られてるマルセル・ビッチュと共著で対位法の教科書も書いていたりするらしい。

やるにあたって聴いた音源、というか曲を知ったきっかけの音源がKaren GeogheganのFrench Bassoon Works(CD)で、他はYouTubeでいくつか見た程度。

で譜面なんですが、(紹介コメントにあった通り)PDFで買えます@メルボルン大学。下手な版元より印刷のクオリティいいのでこういうのもっとやってほしいなあ。あとモーツァルトの回とかハンガリー風ロンドの回みたく楽譜そのものに手を加える必要はなかった。

曲そのものについて、練習した内容とか

曲そのものについていうと、楽譜の1ページ目(レチタティーヴォの部分)が去年11月の回同様「私の得意でない感じ」のテンポの伸び縮みがあり、前日の合わせの内容を受けていじった結果出だし2小節目でミスるというまあわかりやすい結果になりました。耳コピをしない、というのは割と最近気をつけているのですが、逆にしない以上何をするかはちゃんと決めておかなきゃいけません。

いわゆる「指回す練習」をしたのはAllegro入った直後の最初の1フレーズ(と他はちょろちょろ)だけ。もちろんそれ以外にも細かいめんどくさい指はあるんですがそういう曲じゃない。もっとも、もうちょっとやっておいたほうが他のところに練習時間を回せる自信にはなったものとは思いますが…

どちらかというと問題は指ではなく息の入れる量とか入れ方で、今回この曲を持ってきたのもそういうところ考慮ではあります。強弱の段階をより増やせないとこういう曲は成り立ちません。全体的に強火で押し切れる曲ばかり選曲してきたわけですが今回はそうはいきません。これは今回うまくいったほうで、レチタティーヴォの後半のほうとかAllegroの真ん中の2分の2拍子とかで強弱がかなり制御できるようになりました。今までだったら2分の2拍子のクレッシェンドの後のsubito ppで間違いなく止められてたのを多分1回も止められてないというのは勝利。今後についていうと火力を上げようとするよりは力の抜き差しを考えてやったほうがよさそう。

終わったあと何人かにこの曲やってみたいという話を聞いたのでまあ目的は果たせたってところでしょうかね?最初の2小節だけ忘れてもらえればあとはほぼやりたいことができたというところなので、なんか録音する機会があったら最優先候補の一つになりそう。

次どうすんの?

事情により無伴奏です。バッハの無伴奏チェロ組曲第1番のうち、プレリュードは確定、残りはアンサンブルやるかやらないかによって調整。アンサンブル枠は誰がつかまるかによって決めます。

追記

センセ氏が記事あげてた。