アーベントフィルハーモニカー 第24回定期演奏会
日時: 2020年12月30日(水) 14:30〜
会場: 国立オリンピック記念青少年総合センターカルチャー棟大ホール(代々木)
指揮: 小柳英之
ストラヴィンスキー/交響曲第1番変ホ長調作品1
スクリャービン/交響曲第2番ハ短調作品29
存在は長らく知っていた団体だったのですが今回初めての参加でした。こんな曲目なんですが、参加を決定したのは以下のタイミング(12/8)でして…
本 番 が 生 え ま し た
— sylph01 (@s01) 2020年12月8日
そんなわけでまえがきの通り、オケのブランク明け1発目しかも22日で、こんな曲をAny% speedrunすることになりました。パート割はストラヴィンスキーが2nd本吹き、スクリャービンが1stアシです。完走した感想(※RTAではテンプレの表現)ですが、ストラヴィンスキーの2ndは「ただ下吹いてるだけ」じゃない箇所がかなりあったので本吹きできてよかったです。スクリャービンはアシストでも終楽章は身体に悪かった。あと短期間で乗るにあたって音符の密度の濃いところから順番にやっていったのですが、そういうところは割と練習の成果は出た一方、特にスクリャービンで「普通の白玉の音符」のところが実は臨時記号だらけで譜面見ながら吹くのがかなり難しかった、というのは反省点です。とはいえこれでもかなり「機能はしていた」ようなので、個人練習の仕方がちゃんとわかってきたのかな、という気がします。
団体の練習スタイルは連休にまとめて数回で仕上げるという方式を取っている*1のですが、そういう仕組みだからなおさら合奏が機能的である必要があって、練習を運営する側も参加者の側も合奏を機能させることにかなり気を使っていて成果が出ているように思いました。もちろんアマチュアが数回でできることには限界はありますが、参加者の技量も高いですし*2、参加者の間で過度な期待を求め合うこともなく、合奏に求める期待値も合意ができているのかな、と思いました。こういうスタイルを「妥協でありよくない」と見る向きもあるとは思いますが、少ない合奏を適切に機能させている点については見習う点が多いのではないかと思います。
ちなみに作曲家の名前だけ聞くとぎょっとしますが、彼らにしては意外と「普通な」曲です。スクリャービンの2番とか編成もお手頃だし聞き所たくさんあるしもっと演奏されてもいいような…
現在持ってる本番はあと1個、1月末に年度後半恒例と化してる例の団体の本番があります。