タイトルの通りです。
イベントについて
駒場祭のイベントの一つであるところの同人誌即売会です。02から04くらいまでスタッフやってました。えっもう17ですか????そういえば私が03当時にレイアウト組んだWebサイトが未だに生きていて非常にいいぞ。
新刊について
前回コミアカに出た五月祭には予告チラシを出していたのですが今回ちゃんと本編が出ました。パイジュルブック*1のとき同様にTPACの帰りの飛行機執筆コースか!?と思ってましたが今回はなんと11/5から11/10までにほとんどの執筆を終えています。いや五月祭で告知してたんだからもっと前からやれよ!!
内容は「中高生のときに私が知りたかったコンピュータサイエンスのつよくてニューゲームガイド」です。またの名を、「大学の先生やTAは学生が当たり前にできると思ってるけど日本の情報科教育が終わってるので教えられていないことを手助けしてあげるための本」です。
もともとは発表会でお世話になっているピアノの先生の娘さん宛に書いた文章があったのですが、それをちゃんと本の形にまとめた、というスタイルのものです。個人的に推したいポイントは「親御さんの協力が必要なこと」の章、大学名使って親にコンピュータの勉強のためにはコンピュータ触らないといけないんだ、子供にパソコンを買ってやれ、という話が書いてあります。ゲーミングパソコン買ってもらうためのガイドとか書くつもりだったんですがそこは事実ベースで控えめに書いています。代わりに「秋葉原で中古パソコンを買おう」なんてセクションがあります。
頒布実績
- CSHSG: 12/104
- Pijul本: 9/9
Pijul本完売とか東京大学怖い。一時はPijul本のほうがCSHSGより売れていて「これは何かがおかしい」ってなっていました。よってPijul本の物理在庫はあとはBOOTHにあるもののみです。現在日本語で出ている唯一のPijul解説書*2なのでお早めに!!111
発表会とかがあった関係から3日開催のうち1日のみの参加だったのですが、実際3日目は少々イベント自体の人の入りが少なかったようでした。とはいえ、サークルカットから得られる情報が少なかったり(文字ちっちゃすぎて潰れてた)、技術書のレベル感がどれほどなのかがひと目ではわかりにくかったり、という点でもう少し宣伝戦略に工夫はあってもよかったかなあと思っています。
CSHSGの対象オーディエンスにはいちおう何人かリーチできたのでこれはよかった。みらいのチャンピオンの誕生が楽しみですね!
今後の頒布計画
下記の教育関係者向けの配布のほか、以下のチャンネルで頒布予定です:
- 2019年上期の技術書典
- 2019年5月の五月祭
- booth.pm
教育関係者の方へ
本書は中学生・高校生やそのご家庭を対象に書かれているほか、コンピュータ科学という分野について学校の進路指導の先生方に知っていただくことも目的として書かれています。そのため、教育関係者の方にはご連絡いただければ無償で本書を配布する、ということを行っております。ご興味がある方がいらっしゃいましたら contact at cryptic-command dot net (atとdotをそれぞれ該当の文字に置き換えてください)、またはsylph01のTwitterまでご連絡ください。
目次についてはWebサイト上で読めるよう準備をいたします。
*1:Pijulのjはvoiceless velar fricative、ドイツ語のBachのchと同じ発音なのでパイジュルとは読みません
*2:本の形になっている、という意味では唯一、Webサイトはあるにはある