RubyKaigi 2025 記録 Side B: 荷物ストラテジー

タイトルの通りです。もともとこれは書くつもりがなかったのですが

に影響を受けて書いています。なので今回の記録は最低でもSide Dまである予定です。

今回

自宅から徒歩あるいは市内電車で通い。終わり。

…このオチがやりたかっただけじゃねーか!って言われそうなので、もうちょっとちゃんとしたものを書きます。だいたいAmazonの購入履歴retrospectiveみたいな感じの記事なので実はRubyKaigi記録かというとそんなに関係なかったりする。

RubyKaigi 2024のときのチェックリスト

だいたい以下のようなやつが3日以上の長距離移動時には作成されます。self-hosted Joplinになってからだけでこんな感じ:

- 期間が5/14-22で9日

## 家出る前

- [x] 火元全部閉めた
- [x] パソコンのディスプレイの裏の窓を閉めた
- [x] 寝るところの先の窓を閉めた
- [x] それぞれクレセントも落ちてる
- [x] 電気を消した

## リュック (Stratoliner -> ユニクロのやつを二段式ロケットにする)

- 電気
    - [x] MacBook Air
        - ケースに以下
            - [x] Ankerの石, 45w
            - [x] マウス
            - [x] MagSafeのケーブル
            - [x] AnkerのUSB-C dock
    - [x] カメラ (場合によってはカット)
        - EOS R8 + 24-105
    - [x] keeb
        - Iris, A to Cのケーブル, C to Cのケーブル
    - [x] 電源パッケージ
        - [x] GaNPrimeのモバブー
        - [x] Ankerの石, 20w20w
        - [x] USB C to C 2m 2本 + 短いの1本
        - [x] SDカードリーダー
        - [x] USB-Cの向き変えるやつ
        - [x] 名刺入れ、弾
    - [x] デモ用ギア (スーツケースでもいい)
        - [x] Pi Pico W
        - [x] USB A to MicroB
        - [x] USB C to C 短いの
        - [x] Pi 5
            - [x] WiFiドングル TP-Link Archer T2UB Nano
    - [x] ヘッドホン(mixinで使う)
    - [x] モバイルディスプレイ
        - [x] 画面対応C2C
        - [x] 普通のC2C
        - [x] HDMI to Mini HDMI + Micro HDMI to HDMI
- その他
    - [x] タオル
        - 短いやつ x2、長いやつ x1
    - [x] Tシャツ予備
        - O'Reillyのやつ
    - [x] サングラス
    - [x] グリップ玉
    - [x] 電池式の電動歯ブラシキット
    - [x] 名刺入れ、弾、NFCカードx2
        - NFCカードの1枚は名札に入れる。 s01.ninja/about で焼いてある
    - [x] 文庫本ノートとそれ用の下敷き
    - [x] 筆箱
    - [x] アイマスク
    - [x] 耳栓

## スーツケース (小さいほう)

- [x] Ankerの延長ケーブル
- [x] トートバッグ
    - RubyKaigi 2017の黒いやつ
- [x] A5ルーズリーフ、下敷き
- [x] Tシャツ 8枚
    - 最低2枚は生える。スピーカー色のやつとMixinのやつ
    - IETF 119, RubyElixirConf, RK2014(ポロ), RK2023, DnD, クソT, GDQ, RubyTW2023
- [x] 下着・靴下
    - [x] 下着 11+1回分
        - ポリのやつ 紺色4、グレー4
        - 短い紺色のやつ 1
        - 綿のやつ 2
        - 「水陸両用」のやつ 1
    - [x] 靴下 10回分
        - 濃いグレーの短いの 7本
        - 薄いグレーの短いの 2本
        - 薄い青の長いの 1本
- [x] codeTaktのパーカー
- [x] ズボン 2枚
    - ジャージ的なやつを着ていく。1日目にddrするため
    - 1枚短いやつ
    - 1枚長いやつ
- [x] タオル
    - 短いやつ x2、長いやつ x2
- [x] マスク x5
- [x] マウスウォッシュ
- [x] ~~「二段式ロケット」の袋~~
    - out. リュックを二段式ロケットにしたので
- [x] 折りたたみ傘
- 外側のポッケ
    - [x] 「発狂踏む用の靴」
        - 新しいほうのやつをすでに積んでいる
    - [x] 握力グリップ 35kg, 45kg

## 着ていく

- Tシャツ
    - ddrをするのでsuper extra exclusiveのやつ
- パーカー: 茶色の薄手のやつ
- ズボンは紺色のジャージ的なやつ。ddrをするので
- 靴は「雨用の靴」

## 終わったあとにやる

- 6月の準備、チェックリスト起こすところから
- [ ] get-out-of-jail-free-packにTileを動かす
     - グレーのポッケに入れてある
     
## 反省会

- Ankerの石の数が多い
- ケーブルが2mばっかだと長い
- ノベルティのステッカーとかの小物を入れる袋がほしい
- 握力グリップ結局使わなかった

個別具体の項目

家出る前チェックリスト

新規のチェックリスト書くときは毎回コピペ。

リュック

このときはTHE NORTH FACEのStratoliner Packを使ってた。2019年に買ったやつで、その後割とすぐに廃盤になってしまった。メインコンパートメントの拡張性がかなりありかつノートパソコン用スペースもあるという私の用途を極めてよくカバーしてくれるモデルだった。

2024年8月以降はTOM BIHNのTechonaut 45を使っている。機内持ち込み可能な上限のサイズのリュックで、40% keyboardが横向きに入る。写真のものに錠がついてるのはセキュリティのためというよりはジッパーが吹っ飛んで開かないようにするため。

ユニクロのやつ」と書いているのが常用しているやつで、今回のRubyKaigiでも使った。背負える。安いので同じのを2個持っている。

osyoyuさん記事で「軽さ = 善ではない」と書いている部分はある意味同意できて、我慢できる重さと我慢できない重さが存在して、現地エリアとの往復移動時はまあ多少無理すればよいが、現地内での移動時は軽くしたい、というわけで「二段式ロケット」方式を採用している。これはメインのリュックの中にさらに軽い現地行動用のリュックを入れているという意味。場合によってはこれにトートバッグが加わり「三段式ロケット」になることもある。なおアメリカ大陸*1やヨーロッパ*2に行くときは帰りの荷物が増えがちなためスーツケース側でも二段式ロケット方式を取ることがままある。こちらの二段目としては国外ではダンボールの調達が不可能であることが多いので折りたたみのトラベルバッグなどを使います。購入履歴を見る限り以下。基本的にこっちには衣類を詰める。以前に本を詰めて破けたことがある(1敗)。

(これの下のやつ、Fastlyさんのノベルティでもらったやつが破けた)

スーツケース

家に3個、国内線に手荷物持ち込みできるサイズのやつ、6日用のやつ、9日用のやつがあって、このときは6日用を使用。このときはまだ今持っている国内線に手荷物持ち込みできる用のやつを持ってなかった*3

電気

MacBook Air

2023年のIETF 117行く前に買ったM2世代最後のやつだったはず。MacAdobeとrekordboxの動くUNIX

持ち運び用のハブとしては以下を使用。でもRubyKaigiだと接続問題は気にしなくて済みがち。

電源パック

2024年時点から大幅に変わったのがここ。

  • 「Ankerの20w20wの石」: 521 Charger (Nano Pro)
    • 電力はほぼこれだけになった
    • 厳密これだけというわけではなくて、Anker 733 Power Bank (これが「GaNPrimeのモバブー」。10000mAhで65W出るやつ)と片面L字のC to Cケーブルがリュックに常備されている。「iPhoneMacの充電器を共通化しようというのも間違った発想」というのもとてもわかって、20w20wはあくまで電話とカメラあるいは電話とワイヤレスイヤホンを同時充電するためのもの。
      • パソコン用の65W出るちっちゃいやつは欲しいかもしれない
    • 海外出るときはこれに加えてAnker 727 Charging Stationを別の袋に入れています、が、ヨーロッパの電圧だと使えないので万能ではない
      • 最近は変圧器を持っていくのをやめて240Vまで耐えるAC変換器だけで乗り切るようにしている。変圧器が一番重いしかさばる
  • C to Cが3本
  • マウス: Logicool Pebble M350
  • SDカードリーダー: uniAccessoriesのAでもCでも刺さるやつ

デモ用ギア

2024はPicoとWiFiの話をしたので、パケットキャプチャができるアクセスポイントとしてRaspberry Pi 5とWiFiドングル、それにPico W本体。

モバイルディスプレイ

だいたいRubyKaigiのときはoverkill、IETFのときはhackathonのときに便利。最近使ってるのはこれ:

"get-out-of-jail-free-pack"

別にヤバいものが入っているわけではなく「海外旅行便利グッズ集」くらいのやつ。スプーン・フォーク・箸が入っているところがポイント。小型の果物ナイフほしかったときが何度かあるけどさすがになあ…。

(追記)中身一覧出てきた。

  • エコバッグ(ANAのやつ)
  • ビニール袋
  • レジ袋x2
  • 洗面具
    • カミソリ(電動じゃないやつ)
    • 歯ブラシ(電動じゃないやつ)
    • 爪切り
    • body lotion
    • lip balm
  • 携帯ハサミ
  • 食器
    • スプーン
    • フォーク
    • ソムリエナイフ
  • Tile

その他

たまに延長ケーブル的なものが欲しいときがある。

ヘッドホン

松山の外でDJをする場合(※インスタンス数は1)や東京への移動中の飛行機の中でCUE打ち作業をするときに使ってるのが以下。

keeb

「割れていないキーボードはkeebではない」と常々言っているがカンファレンスでは割れていると膝の上に乗らないのでAlice式を使っている。具体的にはPrime_e。ケースまで含めてほぼ絶版みたいなモデルなのが惜しすぎる。

洗面用具

歯ブラシだけは必ず持ち歩く。10年前にまあまあ酷い歯周病をやって以来ホテルの歯ブラシでは出血しまくる、特にRubyKaigiでめちゃくちゃ不摂生な生活を送ったら破滅する。家の電動歯ブラシを持ち歩いていたが、最近は持ち運び専用のやつを買った。

特に日本国内では温泉用セットを持ち歩く。折りたたみ式速乾タオルセットと、100均の体を洗う用のタオルの組み合わせ。そうでなくても私はタオルを多めに積みがち。

USB-Cで充電できるシェーバーを買った。旅行時用なので雑でよい。

大原則は日数分全部持っていく。RubyKaigiではTシャツが1増える、IETFでは2増えることがある。ランドリーがあっても特に国外では使い勝手が違うとかあるしギリギリまで外出ててタイミング逃すみたいなことがあるのでそのへんを一切信用していない。何枚かは水洗いできるようにして乾かして再利用する。これは父が出張族だったこともありその教えで洗濯バサミがスーツケースに入っていて、以前に海外カンファレンスに一緒に出た同僚に感謝されたことがある。

(追記)

  • Q: 日数分の靴下/下着?10とか11とか書いてあるけど?
  • A: 一番使うものについては夏用・冬用それぞれ12ずつくらい同じものを用意しています。パワー系ADHDケアしぐさ。

靴について

上がcciluのphoenix/phoebe、下が同cciluのsummer nude(「発狂踏む用の靴」)。旅行時は基本上のみ、でもDDRをちゃんとやるときは下も持っていく。下だけだと雨降ったら目も当てられない(2敗)。

追記: 関連して思い出したこと

靴は可能な限り靴紐の要らないものでくるぶしを覆わないもの、ズボンも可能な限りベルトの要らない紐で締めるタイプのものを使う。これは空港の保安検査を楽にするため。現地でベルト付きのズボンを着るとしても移動時には着ない。

  • 国内の場合現地調達。いつもの頭痛薬と陀羅尼助丸を少々入れてるくらい。
  • 北米大陸ならある程度勝手がわかるので現地調達しがち、ヨーロッパはお祈りゲー。チェコで足挫いて英語通じない薬局で包帯買うのめっちゃ苦労した。
  • 東京Ruby会議12で喉を破壊したときに龍角散ダイレクトを買ったけど今回もひたすら喉を使い散らかしてたのでめちゃくちゃ重宝した。多分今後のRubyKaigiでは必携アイテムになる。
  • マウスウォッシュが欲しくなりがち。だいたい現地調達。今回も唇噛んでずっと口内炎になってたけど長期化せずに済んだのはリステリンのおかげ。

自分のアイコンがわかるもの

今回忘れてた。

RubyKaigi以外だと万能名札としてGitHub Badger RP2350を持ち運ぶようになった。これでもアイコンは出ないのでアイコン缶バッジも忘れないようにしたい。

各種SNSへのリンクが入ってるページに飛ぶNFCカードめちゃくちゃ便利。最近はエックス使わない人もいるからね。

ところで私はRubyKaigiの場合本名 + @s01の表記をするのだけど、リアルネームにsの字は一切入っていないので、リアルネームだと「誰?」ってなりがち問題がある。

実はまだ実践に移せてない反省点

  • 国外IETFのときにreusable water bottleを持っていく。ホテルでrefill可能な水場があるが、それを使わないで水のボトル買ってると高い
  • だいたい電源機器が過剰になりがち。もしかしたらAnker 727 Charging Stationいらない説がある。ケーブルも過剰がち

*1:だいたいエナジードリンクを大量に買って帰るため

*2:こっちは酒が増えがち、場合によっては紙の辞書

*3:RubyKaigi 2023のときにぶっ壊れた