RubyKaigi 2018 に行ってきた

分割記事にすると書かないということがだんだんわかりつつある。そういえば「今週のお題」が「修学旅行を振り返る」ですが、この記事まさにそれだよな???

感想

もはや仕事では9割以上ElixirでRubyをほとんど書かなくなって久しいですが大好きなコミュニティのイベントなので今年も安定の参加です。毎年少しずつ話したことのある人が増えていって、話しかけていただくことも増えていくのが嬉しいことですね。今年は直前の台湾RubyConfでLTしたネタとかがあったので(これもElixirなのだけど)こちらから提供できるネタができたのも今までに比べてよかったですね。オープンソースコミュニティのイベントなのでオープンソースの持ちネタを少しずつ増やして参加できるようになるともっと楽しくなるのだろうと思うのでがんばっていきたいですね。

あとはTwitterからいろいろ引用しつつ…

0日目

今年も宿泊はやんちゃハウスです。

1日目

セッション

割とセッション中に案件対応とかしてたので残りの日を含めハイライトのみ。

Karafka - Ruby Framework for Event Driven Architecture

Sagaパターンは後のHanamiのセッションでも出てきたけど初見だった。イベントドリブンアーキテクチャはElixir使っていく上でも考えなきゃいけないハズなので役に立ちそう。KafkaについてはRuby x Elixir Conf TWでも聞いたけど"Slack for Applications"っていうたとえがとてもわかりやすかった。

www.slideshare.net

TracePointってこういう使い方するもんだっけ…?(おめめぐるぐる)Rubyメタプログラミングでここまでできたのか、というかこんなことできてよく安定するなあ、と思いました。

非技術

LT中にMagicのドラフト卓が立ってたのでやってきた。チーム日本 vs Team Gaijinというコンセプトだったらしいけど日本側私しかいなかった。

2日目

セッション

github.com

これまで何度かあったGuildの話もついに実装が見れるようになった。

slide.rabbit-shocker.org

ファームウェアRuby(厳密にはmruby/c)で書ける日が来てるとは…!発表されていた「Ruby醸造を手伝った日本酒」十旭日が買える都内の酒店を教えていただいたので今度買った上で感想書こうと思います:

非技術

DD本書いたのがこんなところで役立つとは。0日目にもDD本欲しいっていう@が飛んできてたりいろいろと話題作りに役立ってよかった。

今回はマイク持ったものをメモしてたのでハッシュタグたどれば曲一覧見れます。

3日目

セッション

sylph01 on Twitter: "TruffleRuby #rubykaigi"

一番聞きたいセッションがTruffleRubyのセッションだったので前日無茶したけど聞けてよかった。ついでに朝食も間に合ってよかった。実際にOptcarrotを現場で実行したデモで「ウォームアップに時間はかかるけどウォームアップしちゃえば爆速」というのが実感できた。Railsが速くなるためにはC extensionとかへの対応がまだ完全でないのでこれからとのこと。さらに既存のRubyをプログラミングモデルに変更なく並列実行できるようになっているとのこと。さすがに制限付きだろうけどほんとか…!?

irbの改善の話。ri使ったことないしどれだけ使ったことある人いるんだ…?タブ補完でドキュメントが見れるようになるっていうのはメソッド一覧わざわざ見るためにブラウザ開きたくないときがあるのでほしい。

www.slideshare.net

H2O/mrubyでnginxの設定ファイルがカオスな問題を解決した話と103 Early Hintsの現状の話。設定ファイルはプログラミング言語じゃないのでプログラミング言語みたいな表現力がないことをmrubyにするとプログラミング言語なので表現力が増して整理しやすくなるとのこと。

TRICKは完全にこれだった。

非技術

自分もキーボード自作したくなった。自作キーボード調べてるとキーの配置が斜めになってるのは歴史的経緯でしかなく指の形を考慮してとか理由があってのことではないらしい。

Tohoku EVOLVED ESPを仙台RubyKaigiまでに完走できるようにして現地で完走するクエスト完了。

安定の川。

4日目