RubyKaigi 2023のお手伝いをしたついでに長野県・岐阜県の温泉地を回った

タイトルの通りです。タイトル後半は極大目的語使用罪の感は否めませんが…

本編

今回は諸々思うところがあってヘルパーとして参加しました。最後にヘルパー参加したのは2014年の船堀の回で、そのときはi18n supportつまり同時通訳業者さんとの打ち合わせに参加してテクニカルな話を補足したりすることをしていましたが、最近はその役割は特になくて同時通訳会社さんがなんとかしてくれているようです。年々テクニカルになっていく一方なのに本当にすごい。再び裏方をやろうと思った理由の一つには福岡Rubyist会議03のそらはさんの発表があったんですが、今回の参加はNOCチームではなく一般ヘルパーで、受付(初日のコミッター/スピーカー受付)とその他雑多なお手伝い、という感じのことをしていました。聞いたセッションは初日のLTと2日目のKeynoteと3日目のRuby vs Kickboxerだけで、現地で聞きたかったしおいさんのセッションはりんごジュースを冷蔵庫に詰めてたらいつの間にか始まっていました…*1

ヘルパーをやった感想としては、オーガナイザー陣の尽力のおかげで一般ヘルパーは特に難しい判断を迫られることなく参加者をお迎えすることに集中できたし、Rubyistはniceなのでちょっとどんくさいことをやっても怒鳴られるとかは特になくやることをやれました*2。全く怖くないので、今回のRubyKaigiでいい体験をして、この体験を多くの人に経験してもらいたい、という方はぜひヘルパーをやってみてください。日本屈指の規模のテックカンファレンスがどのように動いているかを比較的安全に体験できる非常にいい機会です。ちなみに今回のオーガナイザー陣の活動の成果は本当にすごくて、提供されたグッズやお菓子・ジュース・ビールだけ見てもこれ準備するのにどれだけかかったんだ、どれほどの折衝の上にこれが成り立っているんだ…と思わされました。

Post-COVIDの「イベントを含む開催」としては初めてだったわけですが、ほぼこれまで通りに戻ってきたな、という感想を持ちました。外国からの参加者も今まで通りに戻ってきていたように思います。公式にパーティーやdrinkupがオーガナイズされることは初参加の人が交流するにあたって非常にハードルが下がるので非常に大事だと思っていて、前回はそれが限定的だったので初参加の人にとっては厳しそう…と思っていたのでこれが戻ってきてよかったです。今回再び参加したやんちゃハウスも初参加の人がけっこういて、寝る前の雑談ではかつてなく技術の話題が濃かったハウスでした。強いて言うなら外国の方が2日目のsponsored drinkupに参加するにあたって情報格差がかなりある印象があって、一部のdrinkupが「Twitter/ruby-jp Slack張り付き力が高い人限定」みたいになっていたのがちょっと惜しいなあとは思いました。こういうのってどうしたらいいんだろう*3

KeebKaigiで出してたものについて

Prime_eのほうはいつもカンファレンスのたびに持ち歩いてるやつ(分割キーボードだと膝の上での座りが悪いのでAlice式)、Irisが家で普段使ってるやつ(これともう1枚を使っている)。Irisはケースがかなり重いのですが、底打ち35g・接点約20g化のバネ替え改造をした超軽量リニアスイッチをみなさんに体験していただきたかったのでこれだけのために持っていきました。あとは説明文の通りです。

KeebKaigiの個人的ハイライトは「磁器製キーキャップ」「頭文字V」「めぐみんが刻印されてるPCB」でした。

飲み会のテーブルにキーブ広げるの、やるよね〜

その他

今週のはてなブログの話題がこれだったんですが、これについてはそのうち書くことになるんじゃないかと思います。9年前に初参加して久しぶりにヘルパーをやった感想から言えば、多少は周囲を気にして動けるようになったんじゃないかな、とは思うのですが、それでもまだ自分が周囲への配慮が十分にできていないところばかり気になってしまう、というところはあります。気付けるようになっただけいい、という話はあるかもしれませんが…。

おまけ

旅程

5/9

  • NH596 1720 MYJ - 1850 HND

5/10

5/14

5/15

温泉むすめパネル

今回も懲りずにこれが異常なルートの目的です。 前回のルートが異常すぎて、ヘルパー顔合わせのときにもuskeさんに「今回どんなルートですか」って聞かれたのは笑ってしまった。ただ思わぬ副作用?として、ヘルパー業務で腕や脚をだいぶ酷使したのでこれが回復できる、という効果がありました。

下諏訪の観光案内所は定休日でした。前回磐梯熱海でも同じようなの引いたので水曜日は観光案内所は定休日がちなのかもしれません(土日が一番遠いので納得ではある)。

ところで「なんで石和温泉寄ったのに山梨県入ってないの?」というのは、温泉に入ったのは下諏訪と平湯と下呂だけだからです。

その他記録

石和温泉

下諏訪

平湯温泉

個人的に今回3箇所でベスト温泉。たどり着きにくいことだけがキツいけど、ちゃんと湯の花が浮いてて香りがしっかりするタイプの硫黄泉でした。

高山

下呂

DNS温泉6のときに行った宿は以下です:

音ゲーの行脚

来年も #otogerb はやろうと思います。以下情報です:

*1:いちおう今後ヘルパー参加する人のために補足をしておくと、「気になるセッションあったらお互いに調整して行っていいよ」というスタイルになっているんですが、私はヘルパー参加を決めた時点で最初から人と話すことをメインにしていたので優先度を下げていて、ホールを徘徊して手が必要そうなところを手伝うスタイル(かつ受付後は事実としてそういう担当)でやっていました。定期的にゴミ出しとか弁当/お菓子の設置をやっていました

*2:「いや公の場ではCoCあるから怒鳴れないだけでお前の働きは不十分だった」っていう批判があれば受け入れる準備はありますのでお申し付けください

*3:中の人に聞いたところ、Drinkupを開催してよいという許可が出たのが結構遅くて事前に情報を公開しておける猶予が少なかった、という話なので、もしかしたら募集開始までに余裕がなかったのは今年のCOVID制約がどれだけあるかが読めなかったという事情に基づいているのかもしれません