ネタではなくほんとにタイトルの通りです。
以降この記事は関連する生存報告と思考過程みたいなものを書いています。
そういえばやせいのプログラマになってから1年経過していた
厳密には前職の退職は10月末なんですがまあ誤差でしょう。昨年のrecapを見る限り正式告知するよって書いておきながらまだ正式告知してなかったような気もしますが、Twitterではやせいのプログラマであることについて書いているし、出身高校の進路講演会でそのことについて話しているし*1、なんならそのことをFacebookに書いたところ、いとこ→おば経由でまだ報告してなかった*2母親にも漏れています。ほんとは1年生存時点で生存した実績を以て報告する予定だったのですが…。しかし私がやせいのプログラマをしているということは何で報告に値する事項だと思ったんだろうか…。
Facebookのほうの告知では「とりあえず1年目の目標があるけど達成するまで書かない」と書いていたことについて言及すると、1年目で(余裕資金込みで)コントラファゴットが買える程度*3の貯金を作れるだけの仕事をする、という目標で、これはありがたいことに無事達成できました。もっとも、引っ越しに伴う諸費用とか家具・家電の更新とかでだいぶ使ってるので最終的にどうなってるかは一通り落ち着いてからでないとわかりません*4。
何で東京を出ることにしたか
そういえば前住んでたところはちょうど暗号の仕事始めたときくらいに住み始めたところでしたね…。
COVID-19パンデミックとそれに伴う自主規制で東京にいる意味の9割くらいが消し飛んだ、というのがそもそも引っ越しを考えるに至った主原因です。東京にいることの最大のメリットは人が集まっているため人と会うことができる、それに伴って仕事や趣味ができる、ということなのですが、開業後は仕事も99%のことをオンラインでやるようになり、オーケストラも練習や本番が開催されなくなって、東京に住むためにただ高いコストだけがかかる、みたいな状況になっていたのがあまりよくないと思っていました。
生活コストの面だけであれば東京でも家賃が比較的マシな物件に住んでいたし、実は引っ越したからといって決定的に生活コストが下がるかというとそうでもないのですが、前職で大変お世話になっていたチームリーダー氏が同じくコロナ禍を受けて沖縄に引っ越したことを知っていたので、それに影響を受けたという側面はかなり大きいです。
まあ端的に言うと面白そう、かつ十分に実現可能そうだったからです。
候補地について
以下箇条書き。
- 基本的に私は車に乗れない(免許はあるが5年以上運転していない)ので車に乗らないで済むところが大前提
- 北海道: 寒い。終わり。去年旅行した結果現実的にアリなのは札幌と旭川と思った。稚内とか留萌とか根室とか5msくらい考えたけどいろいろ試されすぎると思った。しかしどうやってもs01氏は寒さに勝てない。
- 仙台周辺: 寒さは若干マシ、Rubyコミュニティがそれなりの規模で存在する、など条件はかなりよい。ただなんか決め手に欠けた。
- 越後湯沢: バブマンにテレワーク移住って記事があって確かに一瞬考えたよね、一瞬だけだけど
- 埼玉: 長く住んでいたこともあって、首都圏に定住するならさいたま市か千葉市、あるいはさいたま市周辺の埼玉県と思っているが、ぶっちゃけ面白みに欠けている。
- 長野: 最近知り合いがテレワーク移住で引っ越して登山とかしててよさそうだった。長野市だったら冬に軽率に志賀高原で滑れるし、松本だったら真面目にSMTP温泉が開催できそう(???)。
- 福井: 日本海オケのおかげで現地のオケコミュニティに知り合いがいるし、路面電車と私鉄のおかげで車に乗らないで済む度合いが比較的高い。かなりの有力候補だった
- 姫路: 土地勘がそれなりにあるし神戸や大阪に出やすい。新快速ってすごいよね。ただし車が必要な度合いが高い
- 松江: Rubyistが多い。サンライズで東京に出れる。しかし1回行っただけでは車が必要そうな度合いが読めなかった。
- 高松: なんかITやデジタルに力入れてるとか聞いたんだけど1時間以上ゲームをするとうどんになるって聞いた
- 福岡/北九州: Rubyistも多いしElixir書く人も多い、オケの知り合いが多少いてオケがあることも知ってる、空港へのアクセスがめちゃくちゃいい、多分車乗らないで済む範囲もでかい、なのでかなり有力候補だった
以上と最終的に決めたところの中である程度以上可能性があったと言えるのは福井、福岡、松山の3択でしたが、車に乗らなくてよい度合いが高いと自信を持って言える程度に土地勘がある、空港へのアクセスが福岡ほどでないけどいい、市内に温泉がある、周辺に探索するところが多い、というあたりで松山になりました。
なお以下の要素はあまり考慮に入っていません。
- Magicの環境: 要するに晴れる屋が出店してるかにほぼイコールなのですが、四国には高松にしかありません。
- DDR含む音ゲーの環境: 愛媛県のDDR金筐体は執筆時点でラウンドワン松山にしかありません。MGキスケは良メンテ白筐体が存在し同じ建物内にスーパー銭湯が存在する神施設なんですが特に判断に影響はなかった。
- この2点だけでいうと福岡に圧倒的に軍配が上がります
あと比較的マイナーですがよさそうと思っている点としては以下があります:
移動手段について
市内電車含む伊予鉄道各線、自転車が主要な移動手段です。市内電車は昼間でも8分間隔以上で運転されているし、松山市駅から出ている各線も昼間でも15分間隔で運転されています。あまりにも短距離・中距離の移動を伊予鉄道がカバーしているのでJRはほぼ長距離移動専用だし、東京や大阪に出る場合はだいたい飛行機になります。
電車の通ってないところに移動する手段としてこっちに来てから自転車を購入しました。千葉に住んでたとき以来のクロスバイクです*5。これだとカゴがないわけですが、大きめのリュックを背負えば数日分の買い物くらいはこなせます。宮田町のフジグランに行けば都内のヘタなスーパーよりも品揃えありますし、道後温泉近くの業務スーパーも大量のモノを揃えるには十分にいい選択肢になります。
せっかくいい自転車を手に入れたので長距離移動もこれでやってみようと考えています。鈍川温泉まで30kmくらい、今治駅まで42kmくらい、下灘駅まで30kmくらい、八幡浜駅まで60kmくらい、というあたりなのでまずこのへんから慣れてみて、宇和島まで約100km、高知まで約120kmあたりの移動をできるようになることが目標。
家電・家具・自転車はエミフルMASAKIまで出て買いました。イオンモールが地方の救世主とかよく言われますが多分松山周辺はエミフルMASAKIが圧倒的な救い。
引っ越しに関する手続きとか
…は個人事業用Webサイトのほうで追って記述する予定です。
移住を決定した経緯がコロナの規制の影響もあるので、だいたい事態が正常化し、今の大きな仕事に一つ決着が着く頃であろう2024年3月くらいまでを一つの区切りと考えています。もちろんこっちで「いい話」があったらその限りではない(限りなく可能性は低いと思うが…)。
近くの方はよろしくお願いいたします、また首都圏の方も変わらずよろしくお願いいたします。