本編です。長いのでday2までとそれ以降で分けています。
ところで以前の記事にて書いていた「明らかにいい話が2つ」というのはこのシリーズとKaigi on Railsの登壇のことで、「よくないっちゃよくない話」は退職の報告です。また「仕込んでてこれが終わったら必ず記事を書く」は九州北部攻略戦のことではありません。
9/18(Fri) day -1
もともと出る予定の電車乗ってたら飛行機間に合ってなかった。羽田空港で乗る感覚で成田のLCCターミナルを利用してはいけない。国際線だったら2時間以上余裕持って行くようにしてるんですが、国内線で荷物が限定的だと待ち時間を軽く見がちになるのよくない。
とりあえず夕食としてラーメン屋をはしごします。
これはかつてPole Star Seriesの開催されていたノルベサ…!もうディノスノルベサはなくなって久しいのですが、QMAプレイヤーやってた頃にPSS遠征考えてたことがあることを考えると今回の北海道上陸はだいぶ時間がかかってしまいましたね…。
9/19(Sat) day 0
札沼線が新十津川まで行かなくなったので今回の旅程が6日で成立するようになったといっても過言ではない。もともとの計画では午前中に唯一の列車で新十津川、新十津川から滝川まで徒歩、深川まで行って留萌本線、というルートでした。
札幌に戻ってきてすすラ。ライトニング筐体5台にポップン6台はすごい…。
昼もラーメンでした。
大通公園です。泊まったホテルがこの付近でした。
これは…!†解禁無職施設†こと北21条ラ!こちらで現地のDDRプレイヤーと遊んできました。なおfungah氏がいたく感動していたというラウンドワンバスは時刻が合わず乗れませんでした。
すすきの周辺に戻ってきてはちきょうにて夕食。名物である異常な盛り方をするいくら丼などを食べましたが、スーパーとか回転寿司のものを食べていくらとかうにとかが苦手って言っちゃダメという気持ちになりました。
これが晴れる屋札幌店ですか(違います
9/20(Sun) day 1
- 0817 札幌 - 0908 小樽
- 1053 小樽 - 1210 倶知安
- 1253 倶知安 - 1408 長万部
- 1520 長万部 - 1614 東室蘭 @ (特) 北斗13号
- 1628 東室蘭 - 1640 室蘭
- 1740 室蘭 - 1753 東室蘭
- 1807 東室蘭 - 2027 函館 @ (特) 北斗20号
ここから異常な乗り方をする旅程開始です。
出発前に移動経路周辺を散策。
銭函〜朝里間は海沿いギリギリを走行します。張碓駅は観測できませんでした…
ミオシティ小樽です。
三角市場にて朝食。朝…食…???
その後1時間ほど市内を散策。
歴史的建造物に公文が入っています。
これを見てやっとLeTAOの名前の由来に気づいた。
山線の車両はH100形気動車でした。信号装置の故障で発車が10分以上遅れたのですが接続はなんとかなりました。しかし山線経由で抜ける人がかなりいたのか、倶知安→長万部の区間は異常に混雑しており、1両によく詰め込めたなという混み方をしていました。
長万部は東京理科大があるので実質東京(?)。山線を除く函館本線と室蘭本線は特急街道かつ貨物列車が頻繁に走るので普通列車の本数は極めて限られます。18きっぷで北海道を旅行するのが極めて困難であるというのはこういうのがあるからですね…。15時20分の北斗13号の代わりに15時24分東室蘭行きに乗ればレジェンド秘境駅である小幌駅に行くことができます。特急で通過したら10人くらい人がホームに立っていて特急に向かって手を振ってたのでびっくりした。
もともとは長万部でかにめしの駅弁を買うつもりでしたが、かにめしの定食を出している直営店があったのでそちらにin。
内浦湾です。このあとほぼ水平線になっている先の室蘭まで行って戻ってくるわけですが…
旧駅舎です。室蘭駅から少々歩くと着きます。駅の周りの土地がだいぶ開けていたり、かなり広大な土地に公共施設(胆振総合振興局)が入っていたりするわけですが、昔の室蘭駅がいかに広大な土地を持っていていかに多くの側線を持っていたかを知ることができます。後に紹介する留萌駅もそうですが、北海道の昔の主要駅周辺はこのような土地利用の跡が見られるところが多かったです。
函館駅にてゴール。普通だったら室蘭まで往復なんてせず長万部から直接向かいます。
なおこの日はコロナ禍の真っ只中ということもあり多くの飲食店が早めに閉めるなどの措置をとっており、突然の観光客の増大に明らかに対応できていなかったようで、多くの夕食難民が発生していました。私もその例に漏れなかったわけで、函館まで来てマクドに入るということになってしまいました…。
9/21(Mon) day 2
- 0549 函館 - 0743 森 (※藤城支線、鹿部経由)
- 0824 森 - 1128 札幌 @ (特) 北斗3号
- 1200 札幌 - 1305 深川 @ (特) ライラック15号
- 1324 深川 - 1421 留萌
- 1617 留萌 - 1715 深川
- 1719 深川 - 1732 滝川 @ (特) ライラック34号
- 1757 滝川 - 1949 東鹿越
- 1957 東鹿越 - 2034 富良野
- 2044 富良野 - 2143 旭川
1日目と2日目の滝川までは同行者がいます。このへんとかこのへんとかの記事に登場している高校の同級生です。耐性あるの知ってないとこんな旅行誘うことできないですよね…あれ、以前五能線乗りつぶしに耐性ない人巻き込んでなかったかこのひと
廃人旅行者の朝は早い。5時49分の普通列車が藤城支線(新函館北斗を通らない側の支線で、北海道新幹線開通後は函館→札幌向きの列車しか通らない)と鹿部・渡島砂原方面(特急北斗は駒ケ岳経由)の両方を通るということで乗りつぶし的に重要なためこれに乗る必要がありました。乗客はだいたい同業者でしたね…。
大沼駅手前はこのような幻想的な風景が見られます。
森駅着はいかめしの店が開く前だったのでコンビニで売ってたいかめしを確保。
札幌で確保した昼食です。
深川駅のほぼ使用されていない留萌本線ホームです。そういえば深川駅からは1995年まで深名線があったんですね…。
にじー!
明日萌駅です。恵比島駅の本来の待合室よりも大きなドラマ撮影用のセットが用意されています。連続テレビ小説「すずらん」は私が最初に見て覚えてる連続テレビ小説シリーズなので留萌本線自体の廃止が取りざたされてる中来れてよかったです。
留萌駅、増毛方面。ここも数年前までは走ってたんですよね…。2013年前後に北海道乗りつぶしを計画してたときはこの先の区間がかなりボトルネックになっていて旅程が組みにくいと思っていたのを思い出しました。
留萠鉄道内のとある駅(どこだったか覚えてない)で使用されていた運賃表です。行き先に戸畑駅があるのがかなり不思議。博多とは別に戸畑…???
歩いて20分ほど、「一駅分の距離」のところにあるゴールデンビーチまで行ってきました。
廃止前の一駅分です。もうこんなに自然に還ってしまってるのか…。
滝川から先はほぼ日が暮れてたので消化試合みたいな感じですね…。東鹿越からは代行バスが来てましたが折り返し。
旭川。今回泊まったJRイン旭川が非常によい体験だった(大浴場やラウンジとかの設備もそうだし駅直結というのが非常にでかい)ので次に来るときも利用すると思います。ラウンジに鉄道関係の本たくさん置いてるのはありがたいんですがそれなら時刻表も置いといてくれると助かります…。到着後だいぶ遅かったですがコインランドリーで洗濯を回してから寝ます。この日くらいしかコインランドリーが確定的にあった上で回せる余裕がある日がないともいう…。